2026年2月13日(金)
サタンの影響力を越えて生きる
Live Above Satan’s Influence
「さて、十二弟子のひとりで、イスカリオテと呼ばれるユダに、サタンが入った。」(ルカ22:3)
イスカリオテのユダは主イエスの十二弟子の一人でした。彼は主と共に歩み、教えを聞き、奇跡を目撃しました。しかしユダには弱点がありました。他人のものを欲しがる性質があり、それがサタンに彼の心を支配する隙を与えました。
聖書によれば、ユダはイエスの宣教活動における会計係であり、しばしば財布から金を盗んでいたと記しています。(ヨハネ12:6)彼が気づかなかったのは、サタンが人の弱さ、すなわちその人が愛する罪そのものを利用して、人を支配し滅ぼすということです。ユダは自分が賢いと思っていましたが、実は自らの破滅へと導かれていたのです。
聖書は、ユダがユダヤ人の指導者たちのもとへ行き、主を裏切ることを申し出たことを明らかにしています。彼が兵士たちをイエスのもとへ導き、口づけでイエスを裏切ったとき、イエスは彼を見つめて言われました。「ユダよ、人の子を口づけで裏切るのか。」(ルカ22:48)それでもなお、ユダは後悔の念を抱きませんでした。
イエスが死刑を宣告されるのを見た時、初めて自らの行いの恐ろしさが真に彼を襲ったのです。絶望に陥ったユダは外に出て首を吊って死んだのです。彼は永遠に失われた者となりました。これがサタンの手口です。サタンは彼の欺きと欲望で犠牲者の目をくらませ、もはや自らを理解できなくさせるのです。サタンは彼らに説明できない行為へと駆り立て、取り返しのつかない選択をさせるように追い込むのです。
ユダは殺人者になるつもりはありませんでした。だが罪は安全な距離など存在しない道です。今日、ユダのように貪欲や怒り、情欲に惑わされる者がどれほど多いか考えてみてください!多くの殺人者、強盗、暴力的な男たちにも、愛する家族や親、子供がいるのです。それでも彼らは想像を絶する行為に及び、後に「なぜあんなことをしたのか」と自問するのです。
人は誤った欲望に屈するとき、目に見えない力に駆り立てられます。だからこそ、心を守ることは重要なのです。貪欲、恨み、情欲、怒りに決して居場所を与えてはいけません。御言葉であなたの心を満たし、聖霊に身を委ねてください。そうして初めてサタンを締め出し、その影響を超越して、義と真実の中を歩むことができるのです。
祈り
愛する父よ、私を義と真実の中を歩ませるように導かれる主の御言葉の光と聖霊の働きに感謝します。私の心は、主の愛に満たされ、私の思いは主の御心に沿っています。私はサタンのあらゆる影響を拒み、聖霊の知恵と清さと力の中を歩みます。イエスの御名によって祈ります。アーメン。
参照聖書
(ヨハネ13:2) 夕食の間のことであった。悪魔はすでにシモンの子イスカリオテ・ユダの心に、イエスを売ろうとする思いを入れていたが、
(ヤコブ1:14-15) 人はそれぞれ自分の欲に引かれ、おびき寄せられて、誘惑されるのです。欲がはらむと罪を生み、罪が熟すると死を生みます。
(エペソ4:27-31) 悪魔に機会を与えないようにしなさい。盗みをしている者は、もう盗んではいけません。かえって、困っている人に施しをするため、自分の手をもって正しい仕事をし、ほねおって働きなさい。悪いことばを、いっさい口から出してはいけません。ただ、必要なとき、人の徳を養うのに役立つことばを話し、聞く人に恵みを与えなさい。神の聖霊を悲しませてはいけません。あなたがたは、贖いの日のために、聖霊によって証印を押されているのです。無慈悲、憤り、怒り、叫び、そしりなどを、いっさいの悪意とともに、みな捨て去りなさい。



