2025年10月1日(水)
信仰:御霊の法則
Faith—A Law Of The Spirit
「信仰がなくては、神に喜ばれることはできません。神に近づく者は、神がおられることと、神を求める者には報いてくださる方であることとを、信じなければならないのです。」(へブル11:6)
聖書は、信仰なしには神を喜ばせることは不可能だと述べています。誰かがこう尋ねるかもしれません。「なぜ信仰が必要なのでしょうか?私たちが信仰を働かせなくても、神は私たちのために物事を成し遂げてくださらないのでしょうか?」答えはNOです。なぜなら、信仰は神の王国における霊的な法則だからです。重力の法則が物理世界における運動や慣性を支配するように、信仰は霊的な領域における私たちの活動を支配するのです。
今あなたが椅子に座っているのは、万物を地球の中心へと引き寄せる目に見えない力である重力の法則があるからです。それがなければ、あなたは制御不能に空中に浮いてしまうでしょう。霊の世界においても、信仰の法則は同様に働いています。
ローマ3章27節は、この信仰の法則について語っています。「それでは、私たちの誇りはどこにあるのでしょうか。それはすでに取り除かれました。どういう原理によってでしょうか。行いの原理によってでしょうか。そうではなく、信仰の原理によってです。」信仰とは目に見えないものを信じることです。感覚では捉えられない領域から受け取り、霊的な 実在を物理的な実在に変えることです。信仰は状況を超えて生きることを可能にします。地球はより広大な霊的領域の中に存在しています。小さいものは大きいものに含まれているのです。
たとえ周囲に御使いが見えなくとも、彼らは常に存在し、私たちのために働き、益をもたらしているのです。しかし、彼らの霊的実在を認識するには信仰が必要です。神の健康と癒しも霊的領域から来るものです。神はすでにあなたに神性の健康を与えているのです。それは永遠の命の産物です。しかし、自然的な思考から信仰による霊的理解へ転換するまで、その健康はあなたの経験とはならないのです。だから、信仰をもって歩みなさい。霊の目で見なさい。真理の領域から語りなさい。信仰の法則によって生きてください。
祈り
愛する父よ、私が主の力と祝福の中で生き、歩む信仰の法則に感謝します。私は御言葉と霊的実在の自覚の中に生きています。私は健康、力、豊かさ、勝利、支配の中を歩み、御霊に満たされています。私の人生はただ上向きに、前へと進むのみです。イエスの御名によって祈ります。アーメン。
参照聖書
(ローマ3:27 ) それでは、私たちの誇りはどこにあるのでしょうか。それはすでに取り除かれました。どういう原理によってでしょうか。行ないの原理によってでしょうか。そうではなく、信仰の原理によってです。
(ヘブル10:38) わたしの義人は信仰によって生きる。もし、恐れ退くなら、わたしのこころは彼を喜ばない。」
(マルコ11:22-24) イエスは答えて言われた。「神を信じなさい。まことに、あなたがたに告げます。だれでも、この山に向かって、『動いて、海にはいれ。』と言って、心の中で疑わず、ただ、自分の言ったとおりになると信じるなら、そのとおりになります。だからあなたがたに言うのです。祈って求めるものは何でも、すでに受けたと信じなさい。そうすれば、そのとおりになります。