2025年10月23日(木)
御言葉を働かせよ
Work The Word
「 そういうわけですから、愛する人たち、…恐れおののいて自分の救いの達成に努めなさい。」(ピリピ2:12)
キリスト教において生まれ変わったということは、自動的にあなたが真のクリスチャンとして生きられるわけでも、クリスチャンの生活の結果を経験できるわけでもありません。物事が自然に起こり始めるわけでもありません。あなたが自らそれを実現しなければなりません。救いを完成させねばならないのです。つまり、あなたの信仰を行動に移し、神の言葉を実践しなければならないのです。
御言葉を行う者こそが救いの祝福を体験するのです。「また、みことばを実行する人になりなさい。自分を欺いて、ただ聞くだけの者であってはいけません。… ところが、完全な律法、すなわち自由の律法を一心に見つめて離れない人は、すぐに忘れる聞き手にはならないで、事を実行する人になります。こういう人は、その行いによって祝福されます。」(ヤコブ1:22-25)
あなたにはサタン、病気、疾患、弱さを凌駕する命、つまり、神性の命が与えられています。あなたは神の一族の仲間なのです。「その栄光と徳によって、尊い、すばらしい約束が私たちに与えられました。それは、あなたがたが、その約束のゆえに、世にある欲のもたらす滅びを免れ、神のご性質にあずかる者となるためです。」(2ペテロ1:4)あなたは神から生まれた者なのです。「子どもたちよ。あなたがたは神から出た者です。そして彼らに勝ったのです。あなたがたのうちにおられる方が、この世のうちにいる、あの者よりも力があるからです。」(1ヨハネ 4:4)
あなたの起源は神にあり、神はあなたの内に生きておられるのです。これらの実在を生活の状況に重ね合わせなければなりません。そこに御言葉の知識と御言葉を思い巡らすことが求められます。自ら聖書を知り、思い巡らさなければならないのです。思い巡らすことを通して、聖書に記された実在と真理が、あなたの霊の中にある意識に現れるのです。それらはあなたにとって現実的で実感できるものとなります。
また、聖書を意識的に思い巡らすことで、あなたの歩みは栄え、勝利を創り出し、人生の諸事において賢く対処するようになります。「この律法の書を、あなたの口を離してはならない。昼も夜も、それを口ずさみ、そこに書かれていることをすべて守り行いなさい。そうすれば、あなたの道は栄え、賢く行動し、成功を収めるであろう。」(ヨシュア記1:8 AMPC)
ここにその答えがあるのです。あなたの輝かしく豊かな人生は、神次第ではなく、あなた次第なのです。神はあなたに御言葉を与えてくださいました。それは、あなたが最高の祝福に生きるために、支配権の中を歩み、救いの完全な恵みを享受するために必要なものです。しかし、あなたはその御言葉を働かせなければならないのです。御言葉が語るものをあなたの中に、そして、あなたのために創り出すために、御言葉に基づいて行動しなければならないのです。
祈り
愛する父よ、主が私に与えてくださった神聖な命に感謝します。私はキリストにある自分が誰であるかを自覚して生きています。主の御言葉を私の思い、体、日々の状況の上に重ね合わせます。私は毎日、神聖な健康、平安、勝利の中を歩みます。主の内住の臨在と私の中にある御霊の力を自覚して生きているからです。イエスの御名によって祈ります。アーメン。
参照聖書
(ヤコブ1:22-25) 22 また、みことばを実行する人になりなさい。自分を欺いて、ただ聞くだけの者であってはいけません。みことばを聞いても行なわない人がいるなら、その人は自分の生まれつきの顔を鏡で見る人のようです。自分をながめてから立ち去ると、すぐにそれがどのようであったかを忘れてしまいます。ところが、完全な律法、すなわち自由の律法を一心に見つめて離れない人は、すぐに忘れる聞き手にはならないで、事を実行する人になります。こういう人は、その行ないによって祝福されます。
(ローマ12:2) この世と調子を合わせてはいけません。いや、むしろ、神のみこころは何か、すなわち、何が良いことで、神に受け入れられ、完全であるのかをわきまえ知るために、心の一新によって自分を変えなさい。
(1 テモテ4:15) これらの務めに心を砕き、しっかりやりなさい。そうすれば、あなたの進歩はすべての人に明らかになるでしょう。